女子一人旅のすすめ

9月から、常勤で働きはじめた独女子です。
一人旅は、最近は、5月に、ツアーですが、憧れの英国に行ってきました。そちらの日記をツラツラ書きつつ40代のプラプラしたおひとり様の日常を、描いています。

鍵泥棒のメソット

「鍵泥棒のメソット」★★★★★




 2012年 日本



 監督 内田けんじ  主演 堺雅人 香川照之





【あらすじ】35歳の堺雅人演じる桜井は、ボロアパートに住んでいる売れない役者の、情けない男。一方、香川照之演じるコンドウは、人殺しをする?場面が、物語のプロローグにある、目つきの鋭い男。
 そんな、二人は、銭湯で偶然出会う。 銭湯で、コンドウは、落ちていた石鹸に足を滑らせ、ひっくり返り、頭を強打したせいで記憶を失ってしまう。桜井は衝動的に、彼のロッカーの鍵と自分のそれを交換し、彼の荷物をくすねてコンドウに成り済ます。しかし、コンドウはどうやら、伝説の殺し屋で。。。



感想ネタバレあり】ここのところ、ずっと、2013年の映画をみてきました。今回、観たのは、2012年の作品。wowowで、放映されていたのを録画していて(忙しかったので放置)観れなかった映画です。
 内田けんじ監督はもともと好きな監督で、『アフタースクール』も良く出来た脚本でしたし、この映画も、絶対に外さないのだろうな、と、期待して観ました。
 結果は、期待以上でした。『アフタースクール』同様、脚本が、本当に面白い。だからといって、前作とは、話の内容は違いますし。

 前回の『アフタースクール』は、途中から、「え?」だまされた。。。と、観ているものが思ってしまう内容なのです
二度繰り返し観てしまう内容。。。が、今回の『鍵泥棒…』も、途中で、同じような気持ちになります。こちらは二度繰り返しはなかったですが。。。そこで、ミステリーファンならば、出来の良いミステリーを読後した、気分になれるはず。
 だまされたといっても、それが、良い読後感なのです。
 香川照之は、良い役者さんだとは知っていましたが、今回、改めて、良い役者さんだな~と思いました。 役柄上、目つきが鋭く人を殺しそうなんですが、変に癖がないのですよね。。。(大げさなところがないし。間延びした演技がない)この話は、香川さんが主役で間違いないし、彼がいたから、より良
い作品になったと思います。


 「江戸川コナン失踪事件」の方を最初に観たのですが、これって、まさに、『鍵泥棒…』のオマージュ?続きの話でした。。。コンドウも、香苗も桜井も、出演します。こちらの作品も、脚本は内田けんじさんなので、ぜひ、ごらんください。

 こちらも、『アフタースクール』同様、二度見たくなります。


 久しぶりに、本当に良い作品に出会えて気分も上がりました。




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