女子一人旅のすすめ

9月から、常勤で働きはじめた独女子です。
一人旅は、最近は、5月に、ツアーですが、憧れの英国に行ってきました。そちらの日記をツラツラ書きつつ40代のプラプラしたおひとり様の日常を、描いています。

君の名は。のBlu-ray購入した件


やったあ。


一昨日、Amazonから、いつも(いつも、と、言うほど、Amazonリピーターではないけれど)の箱が届いたよ。


もちろん、なにが、入っているかは、わかっているの。


楽しみにしていた、あれ、です。



『君の名は。』Blu-rayコレクターズ・エディション 4K Ultra HD Blu-ray同梱5枚組 (初回生産限定) 9.638円 ★★★★★



去年、君の名は。で、いっぱいだった日々。。。あったよねえ。


去年、観た映画の中で、君の名は。は、私にとってのベスト1だったの。更には、今までの私の人生の中で、ベスト1映画(アニメではなくて、全ての映画)だったので、予約購入することは決めていたの。→私、Blu-ray(または、DVD)で、映画を購入することは、無いのよね。でも、今回は、久々の私の中のベスト1だったのでね。


ただ、どれを購入するか迷っていたのよね。
1枚組と3枚組と5枚組(購入したもの)があり、どうしたものかーと考えていると。。。


一緒に、君の名は。を映画館で観に行った友人(直前に、「やはり、シン・ゴジラを観ようよ」と言った私に、「いや、観るなら、君の名は。だ」と、言いはった友人)に聞いたら、「迷っているなら、高いの買いな」と言われ、これに、した。




で、結論だけれど。


5枚組買って、大正解だった。


うちには、4Kテレビがない(2008年に12万出して、薄型テレビを購入。今思えば、あと、3年待ってれば、半分以下になったのねえ)ので、5枚目の4K用は観れないのだけれど。


特典映像Blu-rayの3枚目○『君の名は。』の物語~現代の物語の役割~ 新海誠監督講演映像
物語の作りや、各シーンに込められた意味などを新海誠監督自らが解説 がね。良かった。


ここから、映画のネタバレ





私は、この映画の内容で、わからない部分があると、以前のブログにも書いたけれど。それは、なぜ、運命の相手がタキくんだったのか?という部分なの。


その他の部分も、わからない部分もあったけれどね。


今回、まず、映画を観て、新たな発見や、また同様の場所で、笑いや感動もあったけれど。やはり、なぜ、タキくんだったのか?はわからなかったのよね。


その謎に、私なりきに答えを導きだせたのが、この解説Blu-rayのおかげ。2冊目のプログラムに講演の概要が書いてあったり、質問コーナーでも、答えてくれているけれどね。


ご本人からの直接の解説の方がわかりやすかった。し、もの凄く贅沢です。


物語には、ログライン(一行で、物語の内容を簡潔に表すこと)があって、君の名は。に関しては、以下がログライン。


A:夢の中で、出会った少年と少女が、やがて現実でも出会う話。
B:夢のお告げを受けた少女が、人々を災害から救う話。


言われてみるとそうなんだけれど。。。
SFや神話の部分も多かったので。もっと、複雑にとらえていたわ。


実際に新海監督は、複雑な伏線や、一つ一つの小道具の意味づけ、日本の神話に由来した話などを語ってくれた。


Aのコンセプトから、三葉の運命の相手が、タキくんだった。それ以上の説明をしたくない(質問の答えで書いていた)新海監督の気持ちはわかる。
ボーイミーツガール的な話て、そういうものだし、意味付けは、、ロマンティックではないし。


ただ、新海監督も書いているとおり、三葉が、タキに会うまで、何人かと入れ替わりの体験をするというアイデアがあった、らしい。


で、何故、タキくんだったかというと。。。


やはり、運命だったから、としかいいようがないね。


でもね、新海監督の話を聞いていて、タキくんが瀧くんという名前(彗星=竜)であったように、三葉の片割れ(二人で一つだった)に間違いないことが、わかる内容になっている。し、タキくん(タキくんは、三葉だった)がいたから、Bが達成できた(災害から、人々を救えた)のだと私は納得できた。



Blu-rayの特典映像に、舞台挨拶があるのだけれど。



私も、その意見に、同意する。

Bのログラインにより、現在の災害(災害だけではなく、事故死や、殺人による被害者)をリアルに意識することができるし、だからこそ、幅広い年代に支持されるのだと思う。もちろん、新海監督が語ってきたように、昔話要素が含まれているとは感じていたけれど。
Aだけのコンセプトなら、ここまでの大ヒットにつながらないと思う。もちろん、Aも、普遍的だし、大切だけれどね。

そしてね、災害から救う、のが良い。ハッピーエンドが良い。


私にも、タイムマシンに乗って、変えたい過去(変えると、現在も変わるだろうから、どうかなあという部分はあるけれど)がある。君の名は。を観ると、タイムマシンに乗りたくなる(笑)。





今回、見返しても、やはり、私にとって、ベスト1映画だったわ。


もともと、私の好きなSF部分(入れ替わり、タイムループもの、パラレルもの)が入っているからは、もちろんなんだけれど。
展開が早いし、キャラに感情移入出来るし(嫌いなキャラがいない)、神話部分もあるし、文句をいうところが一つもない。


私の好きなシーンなのだけれど。多分、皆さん好きなのだろうけれど。


三葉の手に書いてあるのが、名前ではなくて「好きだ」。のシーン


これがねー、この映画が、素晴らしい!て、わかる場面。題名が、君の名は。で、名前が大切なんだな、て、因果律で私たちに提示しといて、ここでの裏切りというか、ミスリード。本当に、ここだけでも、うまいなー、て、思う。


今年も、君の名は。で、いっぱいになりそう。。。



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