『志の輔noにぎわい』に行ってみた
横浜にぎわい座 です。
桜木町界隈には良く出没するのですが、「にぎわい座」は初めてです。2002年に創設されたとのことで、舞台や客席は、綺麗でした。客席には、ドリンクホルダーもついてました(笑)
『志の輔noにぎわい』 ★★★★★
完売御礼の横浜にぎわい座の落語を譲って頂き(定価で)初めて、聴きに行くことができました。去年も一昨年も聴きに行きたかった~
本日は、志の輔師匠の3噺とゲストの和力さんです。
志の輔師匠の3噺は、新作落語が2本、宇野信夫作の新作落語が1本です。
『ハナコ』
新作落語です。
私は、初めて聴きましたが、本日は、一番、この落語が良かったです。
内容は、3人の中年が、温泉旅館に行くのですが、その温泉旅館が、なんでも、事前に言う(見せる)宿で。。。というナンセンス噺です。 これがねー、本当に、面白かったです。 最高の一人芝居を観たような。。。余韻にひたれるくらい、笑いころげました。下げ(オチ)も、本当に上手い。大拍手です。。。
ところで、題名のハナコて、なんだっけ?
と頭をひねりましたが、わからず。。。しばらくたってから、あー!と、わかりました。 本当に題名まで気が利いています。答えは聴いてからのお楽しみ
傑作を、生で聴けて良かったです。
『質屋暦』
新作落語です。 私は、この噺が好きで、3年程前の、パルコの演目なんですが 私は、wowowで聴いたので 生で聴ける、この機会を楽しみにしていました。今回、聴けるのは夢のようでした。。。
そしたら、内容が、随分、割愛されていました(泣)
30分かかる内容が10分くらいに縮まっていました。もちろん、古典では、下げを変えたり、割愛するのは良くあることですが、新作落語もそうなんですね。。。確かに、この噺を、初演(パルコ)時のように話されたら、長いですものね。。。
帰りに、エレベーターで会った、高齢の方が「もう、長くて長くて、眠くなったよ。。。」と仰っていましたし。。。(私が聴きにいった)落語は、年配の方が多く来場されていますが、今回は特に、年齢層高めでした。。。
そしたら、私のような若輩者にチケットを譲って下さい。。。
内容は、明治初期、暦が旧暦(太陰太陽暦)から新暦(太陽暦)に変わる狭間で、庶民の混乱描いたものです。
そのため、大工のくま、おみつ夫婦は質屋への返済期限が急に早り、この夫婦が因業質屋をギャフン(そういえば、ギャフンも今回使用してなかった)と言わせ、それに味を占めた夫婦が今度は、良い質屋に行って、オチ(下げ)がある。。。
ですが、この良い質屋が出て来なかったのです。消化不良の落語になってしまいました(泣)
次回からは、初演時のin パルコのときの落語で、お願い致します。
『和力』 本日のゲストです。 和太鼓や獅子舞や、三味線がありました。
私は、こういったものには、疎いので、私がきくのには、もったいなかったなーという印象でした。
『江戸の夢』
宇野信夫作の新作落語で、昭和十五年に六代目菊五郎と初代吉右衛門のための歌舞伎として書かれ、昭和四十二年に宇野自身の手で圓生師匠のために落語化されたものです。
人情落語です。 私は、この噺も初めて聴きました。
内容は、日蔭村の地主の家へ、素性のわからない下男が住みこむ。働き者で娘の婿にする。地主夫婦が江戸見物に出かける前の晩に、婿は自分でこしらえた茶をもってきて、浅草の並木というところに茶の宗匠がいるから、この茶を見せ、出来方のよしあしをきいてきてくれと頼む。その並木の宗匠が。。。
志の輔師匠は、人情噺も得意としていまして、『中村中蔵』然り、『歓喜の歌』然り。 何度、泣かされたことでしょうか。。。
この噺も、お笑いでいうところのオチはありませんが、泣けるし、情緒があります。 私は志の輔師匠の熱列なファンなので、本当に今回も聴けて良かったです。
餃子の王将 餃子弁当 550円也 ★★★
お腹このが減ったので、このお弁当を購入して、おうちで、ディナーです。 私ごとですが、本日から、スポーツクラブに通い始めたため、忙しく、お昼を食べそこねました。
この値段で、この味は、大満足です。 庶民派でしょう。。。
今日は、本当に幸せな一日だったと感謝です。安上がりでしょう?