武士の献立
2013年 日本
【あらすじ】 江戸時代、加賀藩に実際に存在した料理担当武士・舟木伝内と息子が残したレシピ集「料理無言抄」を題材にした人情劇。
主役、春(上戸彩)は人並み外れた料理の才能と味覚を持っていたが、勝ち気過ぎてたった1年で婚家から離縁を言い渡される。加賀藩で料理方を務める舟木伝内(西田敏行)に料理の腕を見込まれた彼女は、彼のたっての願いで伝内の息子安信(高良健吾)のもとへ嫁ぎ、彼に料理指南をする。。。
【感想 ネタバレあり】 江戸時代の料理や、作り方がたくさん見られるのかな~と、楽しみに観ましたが、料理は、確かにでてきますが、それほど、メインではありませんでした。(泣)
それよりも、主役の春を取り巻く環境や、安信(高良健吾)の親友が、加担した藩の改革派の問題の方が大きく取り上げられています。もちろん、その話が出ることで、物語に深みは出ましたが、メインがなんであるのか、わからなくなる程にしなくても。。。
2時間の上映時間がありますが、少しコメディタッチで、悪役がいないことから、気楽に、何も考えずに見れます。(笑) テンポも早いし飽きませんでした。 良い人ばかりてのには、飽きましたが。。。
私が観たかったのは、もっともっと、春の創作料理をレシピにして、紹介する場面が多い映画でした。。。
最終的には、春と安信の なんてゆうか? 夫婦愛?を感じるラストでしたが(テーマは、これかな??)、後味は、良かったです。