ＤＩＳＧＲＡＣＥＤ★★★

先日、世田谷パブリックシアター（うちからは、遠い）まで、観に行ってきました。

　【あらすじネタバレあり】

2015年にトニー賞のストレイトプレイの作品賞にノミネートされた会話劇。
成功したパキスタン系アメリカ人の弁護士アミール。妻の白人の画家エミリー。
ある夜アミールと同じ事務所で働く黒人弁護士ジョリーと、その夫でキュレーターで、ユダヤ人のアイザックが訪ねてくる。
成功と幸せを掴んだと思ったアミールだったが。。。

　【感想ネタバレあり】

現代のアメリカの異文化問題と、迫害に対しての問題作。日本人なので、ピンとこない部分もありますが、自分の心の奥底にある他人（人種の違い）に対しての差別意識を考えされられる作品でした。

ご存じの通り、安田顕目当てに行きましたが。。。うーん。スピード感があれば、良かったかな、て、内容。
もう少し、笑いがある話かと思ったけれど。。。笑いはなしでした(笑)。

脚本は、悪くないとは思うのですが、なんというか。。。

四人の異なる人種がはっきり描かれているのかと思ってましたが。
はっきり、黒人とわかるのはジョリー役の小島聖だけ。彼女は、見た目も、演技（堂々とした）も、黒人を意識していたけれど。
この脚本の要は、異なった四人の人種（異文化）だったと思うのですが。まあ、日本人が演じるのには無理があったのかな？（と、思わせる残念さ）

主役の方なんですが。。。

この日は調子が悪かったのか、嚙みまくりでした。スピード感がない芝居なのに、よけいに、テンポが悪くなってましたよ。
あまり、ベテランさんに対して、悪評は言いたくないのですが、先日まで観ていた秀吉（真田丸）役と、どう違うのか疑問のパキスタン系アメリカ人。。。でした。

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