女子一人旅のすすめ

9月から、常勤で働きはじめた独女子です。
一人旅は、最近は、5月に、ツアーですが、憧れの英国に行ってきました。そちらの日記をツラツラ書きつつ40代のプラプラしたおひとり様の日常を、描いています。

『日の本一の大悪党』を観てきた



日の本一の大悪党★★★★


先日、芝居を観に下北沢の本多劇場に、行ってきました。


去年辺りから、『チームナックス』という北海道で活動する演劇ユニット(現在は全国区)に夢中になってきており、今回は、そのユニットメンバーの一人、安田顕さんが主演を務めるということで、観に行ってきました。


それにしても、下北沢、遠いです。

私は、渋谷駅で、東急から井之頭線に乗り換えるのですが、その道程が、遠いし、混んでいるのです。10分くらいかかります。。。
以前、東急が2階にあったときは、井之頭線までって、もう少し近かったのですが。。。(汗)



【あらすじ】(ネタバレあり)四谷怪談を下敷きに、伊右衛門とお岩夫婦の事件(物語)を違った見方で語られていきます。

四谷怪談では、悪人の伊右衛門は、こちらの物語では、心優しい人物で、誰かが横領した罪をかぶって、浪人に成り下がります。
病気のお岩に、苦労をかけたくないと、士官を希望しますが、なかなか、その口はない。
そんなおり、年増で、独身のお梅という女性を暴漢から助けます。

そこから?いや、もっと前から、伊右衛門とお岩の運命の歯車は、狂っていくのです。


【感想】(もっと、ネタバレあり)先に書きましたが、この舞台、ヤスケン(安田顕のこと)目当てに行きました。なので、あとで、調べて分かったのですが、小泉今日子(お岩役)プロジュース作品なんですね。しかも、演出もきょんきょん。


そしてそして、脚本を書いたのが、山野海(年増のお梅役)さんだったとは。。。あとで、というか、今、知りました。


脚本良かったです。四谷怪談の元ネタを知らずに観たのですが、とても、話に惹き込まれました。
伏線も多いし、ラスト近くから、ぐんぐん、物語に惹きつけられました。すごく良かったです。


演出も良かった。照明(ぼんぼりがあったり)の使い方や、大道具や小道具の細部まで、こだわって綺麗でした。


ただね。。。私こういう、悲しい話て、好きではないのです。なんとなく、出演者を観ていて、悲しいラストなのでは・・・?と予想がついたので。話に入り込まないように、わざと、他のことを考えたりしていました。
「ヤスケン、カッコイイなー」とか。「キョンキョン老けたなー」とか。。。
今回、私は、下手の3列目だったので、役者さんたちのお顔が良く拝見でき、こんな感想になったわけです。
隣で観劇されていた女性は、物語に入り込んでしまったせいか、ラスト近くの悲劇から、大泣きしていました。嗚咽とか。。。止まらないのですけれど。。。


キャスト的には、皆さま、上手な役者さんばかりで、凄く良かったのですが。。。


この話、全体的に若い役者さんが演じる話では。。。?お岩さんが若くて綺麗だから、顔が崩れるのはインパクトあるけれど。。。きょんきょんだと。。。



とにかく、お梅役の山野海さんが、凄い迫力でした。それ以外のわき役さんたちも、凄かった。こんなに、個性的で、知らない役者さんて、まだまだいるのだな、と改めて思いました。


もちろん、ヤスケンも素晴らしかった。

真近で観て、狂気が伝わってきました。迫力ありました。



ところで、本多劇場て、痒くなりませんか?私は、必ず、虫にさされます。。。



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